昨日28日は隣に住む私の祖母の誕生日。なんと103歳!
明治、大正、昭和、平成・・・ 役人の祖父について転勤の連続、8人の子供を産み育て、激動の日本を生きてきた、一番身近な凄い人。
90歳近くまでひとりで煮炊きし、東京まで行く元気なおばあちゃんだ。
ここ10年はさすがにひとりでは自由に動けなくなり、叔母、叔父、ヘルパーさん、私で面倒をみている。私はもっぱら買い物、叔母の送り迎え担当だ。
長生きは幸せな事だと思う。
でも、ベットに座り、ずっと庭をみている祖母をみていると、かわいそうになる時もある。
大好きな友人たちはみな亡くなってしまった。
夫も、弟も、妹も・・・
そして大切な子供、長男(私の父 享年55歳)、次男(享年48歳)をも失った。
特に趣味のない祖母は、テレビを見たり、新聞を読むのが唯一のたのしみのようだ。
最近は耳も遠くなり、視力もだいぶ悪くなったみたいだ。
祖母の座っているところから、私の家の玄関や庭が見える。
ヘルパーさんによると、今の祖母の楽しみは、私が植えた花たちを見ることだそうだ。
今はパンジーを少しだが植えている。
チューリップの球根も植えてあるので、春になれば可愛らしい花が咲くだろう。
祖母のささやかな楽しみである我が家の花たちを絶やさないようにしたい。
孫の私ができる唯一のおばあちゃん孝行だから・・・
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